奨学金制度-4 新聞奨学生

新聞配達は日本に限らず、未成年のアルバイトとして広く認知されてきました。日本が高度成長を遂げた後は、小さな子供が新聞配達をするのを見かけることはなくなりましたが、新聞配達店に勤務しながら、自力で大学を卒業する仕組みがあり、各新聞社がその制度を用意しています。早朝の業務の後、夕刊配達までの時間に大学に通うシステムですが、夕刊配達のため授業に思うように通えない場合もあります。朝刊の配達前にも折込みなどの業務があり、早朝というより深夜に近い時間帯から働かなくてはならず、体力的にはかなり重労働と言って良いでしょう。一般の奨学金は、卒業後に安い給料の中から返済し続けなくてはならず、滞納も社会問題化していますが、新聞奨学生の場合は給与が支払われ、寮も確保してもらえるほか、卒業まで働けば限度額を超えた部分を別として返済義務は発生しませんので、経済的にはメリットがあります。

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読売育英会の場合はAコース(朝夕の配達、集金、チラシ折込み、PR業務、事務処理等の6時間労働)と夕刊の配達と集金業務のない5時間労働のBコースがあります。給与のほかに、入学金・授業料・施設費・諸経費などの学費全額が貸与され、コースや年数によって返済免除額が決められています。完全個室の住まいが無料で提供され、通学定期の補助のほか、研修旅行や健康管理も行われます。またAコースを4年間勤務した場合は、305,000円の卒業祝い金も支給されます。1964年に初めて奨学生制度をスタートさせ、78,000人に上る卒業生を社会に送り出している実績があります。

参考:読売育英奨学会

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カテゴリー: 支援と福祉   パーマリンク

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